「スリ」にご用心! [海外旅行]
最近の高校生は、修学旅行でイタリアへ行くそうな。
4泊6日だって。 贅沢ですね~
そんなことを聞いて思い出した、20歳のころ、イタリアに行った時のお話。
ガイドブックに、
「ジプシーに注意! 一見してジプシーとわかります。」
みたいなことが書いてあって、
「一見してわかるんだったら、大丈夫なんじゃない?」
って言ってた私たち。
でも、ジプシーがどんな格好をしているのか、理解していませんでした。
フィレンツェでの自由行動。
友だちと4人で信号待ちをしていたら、
なんかカラフルなショールをした、色黒のおばさん(子供連れ)が、
なんだかわからない言葉でワーワーまくしたてながら、
体をギュウギュウ押し付けてきました。
なんだろう? なんだろう?? なんだろう???
って、考えること数秒。
そこで、ハッと気づきました
これがジプシーだ
友だちの腕を引っ張って、
近くにあった郵便局に逃げ込みました。
みんなで所持品をチェックしてみたら、、、
私のバック、
ファスナーの上に、ちょっとふたが付いてるデザインだったんだけど、
そのふたが開けられていて、ファスナーが少し開いてました
でも、中身は無事でした
そして他の人はというと、、、
リュックの横のファスナーが開けられて、
タバコとライターがなくなってました
財布とかの貴重品は、ウエストポーチに入れて、上着の下につけてたので無事でした。
ライターはこの旅行中にパリで買ったものだったので、
100円ライター(100円じゃないけど)とはいえ、悔しかったそうです。
その後、自由時間が終わり、
広場でツアーの団体で、ガイドさんから彫刻とかの説明を受けてたら、
またやってきましたよ、ジプシーが!
今度はおばちゃんが5人くらい。
片手に新聞紙を持って、
さっきと同じようにワーワーなんかわめきながら、
私たち4人をめがけて突撃してきました
ツアーの他のお客さん、白人がほとんどでした。
その中で明らかに、私たち日本人が狙われてました
今回は、すぐに気づいたので、被害は何もナシ。
その後は、ツアーの人たちが私たちを取り囲んで守るようにしていてくれたので、大丈夫でした。
私はその後、バックの上にマフラーをかけて、常に手で押さえるようにしてました。
バックの持ち方は、気をつけないといけないですね。
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